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①ノアとワインについてのお話
ノアの箱舟は旧約聖書でも有名なお話。トルコではこの箱舟はトルコ東部アララット山に漂着したと言われています。そのノアにまつわるお話です。
聖人ノアはある日歩いていると、楽しそうに飛びまわる元気のいいヤギに出会いました。なぜこんなに機嫌がいいのか気になったノアがヤギをつけていくと、ブドウを食べているのを発見しました。ノアもブドウを食べてみると、その果汁の虜になってしまいました。ノアは上機嫌です。それを見た悪魔は、気分がよくなっているノアに嫉妬してブドウの木を燃やしてしまいました。
ノアがあまりにも嘆き悲しんだので、悪魔も悪いことをしたと思い、ノアにこのブドウを守りたかったら7つの動物の血を木に注ぐように言いました。ノアが言われたとおりにライオンやトラ、熊や犬などの血を木に注ぐと、木はみるみる元の元気な姿になり、またブドウの汁が取れるようになりました。
それ以来、ブドウの汁からつくられたお酒を飲んだ人間は時にはライオンの様に勇敢に、時にはトラのように暴力的に、熊のように強くとなるのです。
②アナトリアでのブドウの歴史

トルコのアジア側・アナトリアはブドウの産地としてだけではなく、ワイン製造の始まった地と言われています。このアナトリアでワインの生産が始まったのは紀元前3500年~4000年前後といわれています。イタリア語でワインはヴィーノ。ヒッタイト人はワインのことをvinoと呼んでいたことから、ワインが生まれた土地であることの有力な裏付けとされています。
その後のアナトリアの土地の支配者たちもワインを好んで飲んでいたことが広くしられています。イスラム教を受け入れるようになってから、オスマントルコ帝国時代には厳しい禁酒制度により、この土地のワインの製造は減退していきました。
その上、20世紀初頭に広まったブドウの伝染病により、ヨーロッパでもブドウの生産高が行き詰まり、アナトリアで造られているブドウの多くがワインのためにヨーロッパに向け輸出されていきました。
その後、禁酒法によりワイン製造が影を潜めました。それにもかかわらずブドウはペーストや食事用として消費され続けられたためにブドウ畑は拡大していきました。そして現在トルコは世界でも有数のブドウ畑の面積をもち、世界一の干しブドウの生産国となりました。

③ワイン生産について
今では、トルコでもレストランで一般の食卓でワインは庶民の間で日常的に飲まれています。トルコで生産されるブドウの25%がワイン生産に適しているといわれていますが、実際にのワイン生産に使うブドウは全体の2%のみ。トルコ国民の一人あたりの年間のワイン消費量は約ボトル1本。お隣りのギリシャでは一人あたり年間50リットル以上を消費するというと比べても、かなり少ない数字です。
トルコでは専売公社と民間企業を合わせて約65のワイン生産業者があります。マルマラ地方では全体の約3分の1、エーゲ地方では約4分の1、南および中央アナトリアでは約5分の1が生産されています。
④トルコワイン・いろいろ

トルコにもさまざまな種類のワインがあります。大型スーパーに行くと、その種類の豊富さに驚いてしまうほど。もちろん地方にはその地方でしか手にはいらないワインも。広いトルコを旅しているとその場所でしか出会うことのできないワインもあるので、その時にぜひお試しください。
ここではトルコの一般的なたいていのところで手に入るワインを中心にご紹介いたします。

赤ワイン
Yakut Selection Kalecik Karası Hosbag Katabag Trakya
白ワイン・ロゼ
Cankaya Trakya Urgup Efsane Selection Lal